
リフォーム
今よりもっと"こだわり"のある暮らし!
リフォームの目的として、住まいの老朽化による美観アップや設備更新といったこととは別に、ライフスタイルの変化に伴い今の生活に合う住まいに変えたい、住まいの性能を向上させてもっと快適に過ごしたいというワンランク上の住まいを実現する為のリフォームも増えています。ライフスタイルの変化でリフォームを考えるとき、必ず参考になるプランがあります。
便利で快適な住まいへ

ふりそそぐ太陽の光を家庭で使える電気に変える太陽光発電。わが家の屋根で創エネルギーができます。エネルギー問題や環境問題にも貢献度の高いシステムです。
太陽光発電のポイント
Point1 太陽光発電システムのしくみ
太陽光発電とは、屋根の上に「太陽電池モジュール」と呼ばれる太陽光パネルを設置し、太陽の光から電気をつくり出すシステムです。

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電気をつくる
太陽電池モジュールを屋根などに付けて太陽エネルギーから直流電力を発電。 -
電気を集める
接続箱に太陽電池モジュールからの配線をまとめて、パワーコンディショナに送ります。 -
電気を変換する
パワーコンディショナが太陽電池モジュールで発電した直流電力を交流電力に変換。 -
電気を分配する
パワーコンディショナからの電力を屋内分電盤から家庭内に分配。 -
電気を測る
電力量計で売る電力と買う電力を測ります。

収納は、取り出しやすく片付けしやすいことが重要なポイントです。わが家の収納を見直して、効率良く使える収納にリフォームしてすっきりとした美しい住まいを実現しましょう。
リフォームのポイント
Point1 収納方法の使い分け
毎日使うモノがそれぞれ使う場所にある「分散収納」と、季節モノやレジャー用品などを効率良く納戸やウォークインクローゼットなどに1ヵ所にまとめておく「集中収納」を上手に使い分けましょう。
●分散収納
分散収納住空間に合わせてパーツを自在にカスタマイズできる収納。(ランバーシリーズ・南海プライウッド)

●集中収納
洋服や小物など一括収納できるウォークインクローゼット。(フリーラックシステム フォルス・住友林業クレスト)


エコ住宅という言葉が浸透してきた時代、せっかくリフォームするなら、環境に配慮した家造りにしたいものです。自然の力を取り入れて、家計にも地球にも優しい家にしましょう。
リフォームのポイント
Point1 光を上手に取り込む
■窓:採光の一番のポイントとなる窓。明るくするためにはただ大きな窓にするのではなく、部屋の向きや用途に合わせた取り付け位置や窓タイプの選択が重要となります。プライバシーや外観のデザインにも配慮して選びましょう。
■採光と窓の位置:プライバシーや景観に配慮して十分な光を取り入れましょう。

●トップライト
屋根や天井面に設ける窓。プライバシーを守りながら、効率良く光を取り込みます。北面や東面に使うと効果的。

●ハイサイドライト
側面(壁)の高い位置に設ける窓で、部屋の奥まで光が入ります。吹き抜けのリビングや玄関ホールにおすすめ。

●サイドライト
一般的な窓で、大きな開口部から光を取り入れます。景観を得られる一方でプライバシーへの配慮が必要。

●ローサイドライト
床の近くに取り付ける窓で、和室や廊下の窓に使われます。光は床に入るのみで、部屋の奥までは入りません。

最近では自然のぬくもりを部屋に取り入れる本物志向の方が増えています。室内環境を整え、毎日の暮らしの中で心地よさを体感できる自然素材リフォームをしましょう。
部位別おすすめ商品
床材(無垢フローリング)
天然木材をそのまま製材し、木の自然な質感と風合いが特長の床材。樹種や部位によって木目や色、性能が異なります。

●ニュージーパイン
伸びやかな木目模様と柔和な表情が印象的なパイン材。(無垢フローリング ピノアース・ウッドワン)

●サクラ(カバノキ)
バーチとも呼ばれるカバノキ科の樹木。赤みをおびた木材。(コンビットサクラ〈カバノキ〉、ソリッド〈ユニタイプ〉・ウッドワン)

●ウォルナット
重厚な濃い茶色の木肌を持つ高級品の代名詞のような木材。(オスモフローリング HQシリーズ・オスモ&エーデル)

●栗
大きくはっきりとした木目が人気の栗材。やや褐色がかった木肌。(里床〈無垢〉・永大産業)

最近の設備機器や内装材は家事をサポートしてくれるアイテムが豊富にあります。上手に取り入れることで家事の時間がぐっと短縮でき、毎日のお手入れもラクになります。
リフォームのポイント
Point1 スムーズな家事動線
"家事動線"とは、家事に係わる人の動き(移動)のこと。これが長かったり、ドアの配置や通路の狭さで動きにくいと不便を感じる要因に。キッチン→洗面所→洗濯物干しなどの動線が短く、スムーズなことがポイントです。

暮らしを楽しむ住まいへ

子供も手を離れ、仕事のしがらみからも解放され、趣味や興味のある事をとことん楽しめるスペースがあれば、これからの人生もより一層充実したものになるはずです。
リフォームのポイント
Point1 夫婦それぞれの暮らしを考慮したくつろぎ空間
①LDK
長い時間を過ごすLDK。ゆったりとくつろげる空間づくりを考えましょう。食事をしたりTVを見たりするだけでなくパソコンや読書、家事作業が出来るようなコーナーを設けるとさらに快適。又、キッチンは、夫婦で作業や会話が出来る対面式やアイランド式がおすすめです。家族や友人を招待してのホームパーティーにも最適。
●アイランドキッチン
軽い食事やお茶も楽しめるアイランドカウンターキッチン。(サンヴァリエ〈リシェル SI〉・LIXIL)

●タタミスペース
12mm厚の畳風床材。くつろぎスペースに最適。(ZIPANGここち和座 敷き込みタイプ・大建工業)


動物はとても繊細で、ストレスの溜まりやすいものです。ペットもわが家の大切な家族です。ほんの少し工夫するだけで、ペットも人も、住みやすい空間にすることができます。
リフォームのポイント
Point1 省エネ性
暮らし方や飼っているペットの種類に合わせて、ペットの生活範囲を設定して、ペットが落ち着けるスペースをつくり、サークルやハウスを用意します。入ってはいけない場所はきちんと区別し、自由に出入りできるスペースにはペット用のドアなど付けると快適です。
●ペットドア
ペットの移動を自由にする取り付け型ドア。(ペット~る・ユニフロー)

●専用スペース
収納ユニットの下を愛犬、愛猫の専用スペースに。(ミセル ペットパネル・大建工業)


自宅で楽しむ趣味といってもピアノ、絵画、陶芸、フィットネスなど多種多様です。それぞれの趣味で部屋の使い方も異なる為、趣味の内容に合わせた内装材を選ぶことがポイントです。
リフォームのポイント
Point1 内装材
趣味に合わせて、最適な素材の床材や壁材を選びます。例えば、ホームシアターやピアノ室なら、防音・吸音効果のある内装材を。陶芸や絵画なら、お掃除しやすい床に自然素材の壁材といった組み合わせがおすすめです。落ち着ける空間にするために、自分だけのこだわりの空間をつくりましょう。
●壁材
すぐれた吸音性で、音響効果をグレードアップ。(音響用インテリア壁材 オトピタ・大建工業)

●床材
傷や水、汚れに強い石目柄の化粧床材。(ハピアフロア 石目柄・大建工業)


自宅で、映画館のような大画面と音響で楽しめるホームシアター。大画面テレビやサラウンドシステムをより効果的にみせる内装や照明で、こだわりのシアターを実現しましょう。
リフォームのポイント
Point1 内装材
天井や壁に音を吸音する効果のある素材を用い、防音ドアなどで防音対策を。
また、音を反射、拡散させるパネルなどをプラスすることで音響効果をアップさせることができます。
機能はもちろんインテリア性にも配慮して選びましょう。
●天井材
高い吸音性能に健康機能もプラスした天井材。(オトテン・大建工業)

●壁材・ドア
音の響きを向上させる音響用壁材と音漏れを防ぐ防音ドア。(オトカベ 防音ドア・大建工業)

家族に優しい住まいへ

ケアリフォームとは、高齢者やハンディキャップのある人が、住みなれた家で出来るだけ自立した生活ができるよう配慮し、ご家族の介助負担も軽減できるように室内環境を整備することです。
リフォームのポイント
場所別おすすめ商品/アプローチ
安全に移動できることがポイント。特に車イスの場合は、出入りスペースの確保や移動用のスロープの設置などを検討します。
●スライド門扉
車イスもスムーズに通行できるスライド門扉。(カムフィ SWB-1・三協立山アルミ)

●手すり
アプローチの移動をサポートする外部手すり。(ガードウォーカー・LIXIL〈トステム〉)


高齢者から子供まで家族みんなが使いやすく、安全で快適に暮らせる住まいの為のリフォーム、それが人に優しいユニバーサルデザインリフォームです。
リフォームのポイント
Point1 ユニバーサルデザインリフォーム
「ユニバーサル」とは「普遍的な、すべての人の」という意味で、「ユニバーサルデザイン」とは年齢や性別、身体の状況に関わらず、すべての人が快適に使えるように配慮された商品を作り、また環境を整える考え方です。「バリアフリーリフォーム」は生活の妨げ(=バリア)を取り除いて、さまざまな身体状況の方に合わせて機能を補うリフォームのこと。そこに介護(=ケア)のしやすさを取り入れることを、「ケアリフォーム」と位置付けられています。

ライフスタイルに合わせた住まいへ

最近の住まいの考え方として、家族のつながりを重視する傾向が増えています。個性や感性を育てる子供部屋は、子供の成長に柔軟に対応できる空間づくりも大切です。
リフォームのポイント
Point1 プランニング
小さい子供がいる住まいでは、リビングに宿題をしたり遊べるコーナーを設け、その様子を作業しているママが見れるようキッチンをレイアウトします。対面キッチンやアイランドキッチンなら作業も一緒にできます。又、2階の子供室への子供の出入りがわかるように階段はリビングインにするのがおすすめです。
●対面キッチンユニット
リビング収納とデスクとキッチンを一体化。(リシェルSI・LIXIL)

●オープン階段
開放的な空間に合うデザイン階段。(デザイン階段・Panasonic)


最近の住まいの考え方として、家族のつながりを重視する傾向が増えています。個性や感性を育てる子供部屋は、子供の成長に柔軟に対応できる空間づくりも大切です。
リフォームのポイント
Point1 大空間
2階は、構造的にも広い空間にすることが可能です。天井も高くしたり、天井裏まで吹抜けの勾配天井にしたりすれば、さらに開放感のある大空間に。ただし、勾配天井にする場合は、日射が直に伝わるので断熱対策が必要です。
●屋根断熱
屋根からの熱を抑え、2階の温度上昇を低減。(高機能断熱材 サニーライト・旭化成建材)