【区分所有法】
正式には「建物の区分所有等に関する法律」のことで、一般に「マンション法」とも呼ばれている、マンションで区分所有者(住戸人)が共同生活をおくるためのルールをまとめた法律です。専有部分(個人の所有権が確立している部分で、一般的には、玄関の内側からベランダの手前までの部屋内部)と共用部分(マンションの所有者全員で所有権を持つ部分。屋根、外壁、廊下、ロビーなど。)についても定められていて、管理組合や管理規約の制定も定められています。
【管理規約】
マンションの住戸人によって構成される管理組合が定めた規約で、マンションで快適に暮らす為のルール、建物の使用などについて定められています。マンションによっては、この管理規約の中で、管理組合への届け出や隣戸の承認の義務づけ、使用できる床材などリフォームに関する制限を設けていますので、リフォームの際には必ず事前に確認しましょう。
【使用細則・協定】
区分所有法や管理規約に基づき、マンションを利用する上でのルールをまとめたものです。
【消防法・その他】
火災を予防し、被害を軽減することを目的とした法律で、内装材の制限や火災報知器の設置などが定められています。その他には、建築基準法や水道法・ガス事業法・電気事業法などがあります。